情報光学研究室
■研究内容
全フッ素化(PF) POF

     本研究は2006年度まで(小池・石榑研)行ってきましたが,現在は研究を終了しています
 低損失性・低材料分散性に優れた全フッ素化(PF)ポリマーGI POFの理想屈折率分布形成・超高速・長距離通信の実現を目指しています.PFポリマーは,材料固有の分散要因である「材料分散」が大きく低減されます.このため,既存の石英系光ファイバの伝送帯域をも凌ぐ広帯域ファイバの実現が可能であることが,これまでに明らかにされてきました.この低材料分散性により,PF GI-POFの伝送帯域は,広範囲の波長帯で10Gbpsを上回ることが明らかにされました.現在,この材料の理論限界に迫る高速性能の追及を進めています.また,低材料分散に由来する,光波長域・広帯域化を目指しています





●「低分散性=低材料分散性」とは,屈折率が光の波長の長短に関わらず
一定に近い(フラットである)という特性によって発現される機能です.





●実際に全フッ素化ポリマーは,広い波長帯で,PMMA,
石英よりも低材料分散性を示していることが分かります.





世界初!! 12ギガビットの通信に成功したことを示すアイパターン


高速ポリマー
インターコネクト
フォトニック結晶
POF
CNT
フォトニクス
W-Shaped
POF
マルチモード
導波解析
全フッ素化POF 研究内容
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© 2006 Takaaki Ishigure, DCP & Keio University